SBIホールディングスは、福島県の第二地銀となる福島銀行と資本・業務提携することを発表しました。SBIが福島銀行に約11億円を出資し議決権ベースで2割弱を握る筆頭株主となり、福島銀行はSBIホールディングスが持つ金融やIT分野においてノウハウを導入し収益力の回復を目指すとのことです。SBIは全国の地方銀行と資本提携する「連合構想」を掲げており、福島銀行への出資は島根銀行に続いて第2弾となるようです。福島銀行は、2018年3月期決算において7期ぶりの最終赤字になっており、長引く低金利により貸出金利息が減少し、金融庁から収益力の改善を求める業務改善命令を出されていたとのことです。