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2.32020
三菱UFJ銀行、静岡市の物流企業へ10億円の融資
三菱UFJ銀行は、静岡市に本社を置く中堅物流会社の鈴与に10億円の融資をしたとのことです。これは環境や社会課題の解決につながる「ESG融資」であり、鈴与は環境配慮型の物流センターの建設費に充てるもようです。三菱UFJフィナンシャル・グループは2019~2030年度において「ESG投融資」を計20兆円実行する方針を掲げており、今回初めて三菱UFJ銀行は、「ESG融資」の利子の一部を政府が負担するといった環境省の制度を活用したとのことです。鈴与は断熱性能が高い外壁材や省エネ効果がある発光ダイオード(LED)照明を導入した物流センターを福岡市に建設しており、二酸化炭素の排出削減など環境省の制度適用の条件に合致しているようです。また、福島市の東邦銀行や宇都宮市の栃木銀行といった地方銀行も環境省の制度を活用した「ESGへの取組み」を強化しており「ESG融資」を実行しているとのことです。