ソニー銀行は、会社などに属さずフリーランスで働く人を対象とした住宅ローンの取り扱いを開始すると発表しました。フリーランスは一般的に収入が不安定なため、借入期間が長期にわたる住宅ローンの審査に通りにくいとされており、これまではフリーランスとして働きたくても住宅ローンが組みにくいなどといった理由で二の足を踏む人もいたようです。しかし、日本でもより自由な働き方を求める人が増え、現在、日本の就業者のうち約5％にあたる306万～341万人がフリーランスとして働いており、柔軟な働き方の普及には住宅ローンの整備が必要とされたようです。専用商品を扱うのは国内で初めてなことで、IT関連の人材仲介会社「ギークス」と連携し、この会社に登録して経験が3年以上の人を対象に一般の住宅ローンと同じように最大2億円まで融資、手続きはネット上で完結できるといった内容のようです。