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2.192020
SBIホールディングス、清水銀行との資本・業務提携を発表
SBIホールディングスは、静岡市の清水銀行と資本・業務提携することを発表しました。今回は清水銀行もSBIに出資するかたちで、SBIが進めている地銀連合構想では初めての相互出資となり、SBIが清水銀行の発行済み株式数の3%を上限に取得し、清水銀行によるSBIへの出資比率は1%未満となる見通しのようです。島根銀行と福島銀行への出資の際は、第三者割当増資をSBIが引き受けて筆頭株主となるなど資本支援の側面があり、筑邦銀行は増資はせずに出資比率も3%以下に抑え協業関係の強化を軸に据え、今回は初の相互出資で、静岡県を中心にスタートアップ企業の支援やSBIグループの持つ金融商品・サービスの提供、システムの共同利用などにおいて連携するもようです。SBIは2月中にも、出資・提携先の地銀が連携する起点となる統括会社を立ち上げる方針で、金融商品やシステム、運用ノウハウなどを提供することにより地銀のコストを引き下げ、収益力の回復を目指していくとのことです。