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福井銀行と福邦銀行、資本提携に向け協議を開始

福井銀行と福邦銀行は、資本提携に向けた検討を始めることを発表し、早ければ2021年3月期中にも資本提携の方針を決めるとのことです。すでに2019年9月に包括提携の協議に入ることを発表しており、業務システムの共有なども進め、5年間で累計40億円の利益改善を目指しているとのことです。また、両行は資本業務提携を視野に入れており、2019年秋にプロジェクトチームを作り、事業面での協力メニューを固め、今後は資本提携にも踏み込む方向で検討しているようです。連携は「Fプロジェクト」の名称でさまざまな業務で進めており、2020年5月11日には福邦銀行の小松支店を福井銀行の小松支店に移し、全国初の「店舗内店舗」とする予定のようです。今後5年間で両行合わせて20店舗ほどの統廃合を計画しており、計画が実現すれば両行合わせて15%前後の店舗が減少する見込みで、福邦銀行が勘定系以外の業務に使っているシステムの一部を福井銀行のシステムがあるクラウド上に移すことによりソフトの更新や管理コストの削減につながることを期待しているようです。石川県の北国銀行などが福井で顧客開拓を積極的に進めていることもあり、福井銀行と福邦銀行の2行は、資本提携することで資金需要の掘り起こしやコスト削減に取り組んでいきたいようです。

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