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保険のリスクを個人の契約者同士がシェア「ピア・ツー・ピア」新型保険が続々登場

個人の契約者同士が保険のリスクをシェアリングするといった「ピア・ツー・ピア(P2P)」と呼ばれる新型保険が相次ぎ登場しているようです。革新的な事業の育成を目的とした金融庁の「規制のサンドボックス制度」の特例措置に基づき、アイアル少額短期保険とジャパン少額短期保険が、それぞれSNSを活用した「P2P保険」を2020年4月1日から提供するとのことです。少短2社はともにFrichが運営する「P2P保険」のプラットフォームを適用して商品化しており、SNSをベースに共通の保険加入ニーズを持つグループを形成し、グループのメンバーが相互扶助する仕組みを提供しているようです。グループの「オーナー」が保険者となり、メンバーから保険料を徴収して保険内容を補償するかたちをとり、オーナーが抱える保険金支払いリスクは、少短2社が提供する再保険で全て賄えるとのことです。また、契約期間内に保険金支払いが発生しなければ翌契約期間の保険料は割引となるもようです。少短は本来、保険業法で再保険の引き受けが禁止されているものの、規制のサンドボックス制度により、グループメンバーを100人以下、補償金額を1人当たり10万円以下とする制限付で金融庁から認定を取得したとのことです。

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