ソフトバンクグループとソフトバンク、およびヤフーの3社が共同出資しているPayPay株式会社は、「PayPay」を利用しての支払い累計決済回数が10億回を突破したことを発表しました。2018年10月5日にキャッシュレス決済サービス「PayPay」の提供を開始してから約1年7カ月で累計10億回を達成したとのことです。アプリの改善やキャンペーンの開催、実店舗やオンライン店舗など全国どこでも利用可能な加盟店の開拓に加え、万が一、不正利用などの被害にあった場合の全額補償制度、24時間365日相談可能な電話窓口を設置するなど、安心して利用できる取り組みを実施してきた成果のようです。「PayPay」を利用することで、ユーザー自身のスマートフォン操作での支払いができるため個人間での現金を受け渡しすることなく決済でき、現在、厚生労働省が公表している「新しい生活様式」（厚生労働省ホームページ）の中においても日常生活での買い物において「PayPay」をはじめとする「電子決済の利用」が実践例として紹介されているようです。また、「PayPay」は、これまでキャッシュレスに対応していなかった多くの中小規模の加盟店にも支持されており、2020年4月には、「PayPay」の加盟店数が全国で220万カ所を突破したとのことです。決済システム利用料や初期投資が不要という点に加え、入金サイクルが早く、最短で翌日に入金されること、また「PayPay」のQRコードがテイクアウトやデリバリーにおいても活用することができ、安全に決済ができることなどが多くの加盟店で利用されている理由であるようです。今後も、利用者へはもちろん、あらゆる小売店やサービス事業者にスマートフォン決済の利便性を提供し、日本全国どこでも安心してキャッシュレス利用ができる世界の実現を目指し、利用者の生活を豊かで便利にするための取り組みを続けていくとのことです。