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7.102020
日本政策投資銀行、2020年7月中旬にも50年債券を発行へ
『50年債』は2019年4月に三菱地所が国内で初めて発行していましたが、今回、日本政策投資銀行が金融機関初となる50年物の債券を「財投機関債」として発行することを発表しました。生命保険会社や年金資金の運用先などとして需要を見込んでおり、発行額は100億円で表面利率は1%としているようです。預金を持たない日本政策投資銀行は投融資の原資を政府からの財政投融資と財投機関債で調達する資金でまかなっていることもあり、電力や空港などインフラ系の企業を融資先に持つことで長期の資金を確保する重要性は大きく、今回、50年債を発行することによって今まで以上に投資家の幅を広げ、安定的に資金調達できる体制につなげていきたいとのことです。