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社債不履行が急増、リーマン・ショック時の2倍

世界で社債のデフォルト(債務不履行)が急増しているもようです。国際金融協会(IIF)によると、2020年4~6月期は事業会社の債務不履行額が940億ドル(約10兆円、元本ベース)と、四半期で過去最高となったとのことです。
新型コロナウイルスの影響により、経済活動の停止で収入が激減したこともあり、資金繰りに行き詰まった企業が多いもようです。デフォルトはこれからも増えると予想されています。
地域別では全体の約75%をアメリカが占め、次いでヨーロッパが14%、中国が3%とのことで、4~6月の債務不履行額は08年のリーマン・ショック後の約2倍の水準となったとのことです。
発展途上国では事業会社だけでなく、金融機関の資金繰りが不安視されているもようです。20年末までに返済を迎える債務は3.7兆ドルあり、ドル不足が気がかりとのことです。
米国を中心に新型コロナウイルスの感染再拡大で格下げ企業数が増えているとのことで、世界の債務残高は3月末時点で国内総生産(GDP)の331%にあたる258兆ドルと過去最高になったもようです。

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