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8.72020
巣ごもり需要狙う、通販の不正決済2割増
新型コロナウイルス禍で、通販サイトでの不正決済が増えているとのことです。
通販サイトで、クレジットカード番号の流出などによる不正決済額は2~5月の推計で約190億円と前年同月に比べて2割増えたもようで、需要の高まったマスクや店舗の休業が多かったアパレルなど、「巣ごもり」需要が狙い撃ちになったようです。
不正決済の標的は衣服などのアパレルや家電、健康関連商材などを販売するサイトとのことです。アパレルの不正決済額は3.3倍、家電・電子部品の不正決済額は2.5倍に増えたもようです。
外出自粛などを受け、急遽通販サイトを立ち上げた企業が増え、こうしたサイトで簡便に利用ができる「オープンソース」のシステムに頼ったことにより、セキュリティー面が甘くなっている事例が珍しくないということです。
1~6月のクレジットカード番号の流出件数は約1.1万件となったようで、通販サイトにサイバー攻撃をしかけて偽の決済窓口を作り、決済時にエラーメッセージを表示し正規のサイトに誘導をし、決済情報の流出に気づきにくくする手口が横行しているとのことで、こうした状況が不正決済の増加につながったとみられているようです。