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日本銀行のETF買い入れ額約500億円、4年5カ月ぶりの少なさ

日本銀行は4日、株価指数連動型上場投資信託(ETF)を501億円買い入れたと公表したもようです。20年12月末前回の701億円から減額し、1日当たりの買い入れ額としては16年8月以来、4年5カ月ぶりの少なさとなったとのことです。不動産投資信託(REIT)の買い入れ額も9億円で、12月29日前回の12億円から減額したようです。
日本銀行は大規模な金融緩和政策の一つとしてETFとREITを買い入れており、以前まではETFは年6兆円、REITは年900億円の増加ペースをめどに買い入れていたのを、新型コロナウイルス禍により感染拡大した20年には市場の混乱を抑えるため、買い入れ残高の増加ペースの上限をETFは年12兆円、REITは年1800億円としたとのことです。
感染が急拡大した20年3月は1回当たり最大でETFを約2000億円、REITを40億円買い入れており、経済活動の再開とともに株価が上昇基調をたどると、日本銀行による1回当たりの買い入れ額は徐々に減少し、同年末までに1回の購入額がETFで約700億円、REITは12億円となっていたようです。
日本銀行は20年12月の金融政策決定会合で、金融緩和の長期化を見越して政策を点検し、結果を21年3月に公表すると決定したようです。

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