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コロナ禍で低金利が続き生保経営難

生命保険会社の経営難に陥っているとのことです。新型コロナウイルス禍で低金利の環境が長く続いていることに加え、株式の配当収入も減っており、主要9社(日本、第一、かんぽ、明治安田、住友、大同、太陽、富国、朝日)の20年4~12月期決算は本業の収益を表す基礎利益が6社も減ったようです。
日本生命の基礎利益は5%減の4474億円となり、投資先の業績低下による株式の減配などが378億円分の減益要因となったようです。
住友生命と明治安田生命は株式の配当から得られる収入の落ち込みや債券の利息がそれぞれ9%、2%の減益のようです。
第一生命ホールディングス(HD)は投信の分配金が伸びたことにより6%の増益をキープしたもようです。
新契約から得られる収入を表す新契約年換算保険料は7社で減り、新型コロナ禍により対面営業が難しくなったことで、歩合給を稼げなくなった営業職員への補償措置を秋まで続けた日本生命は31%減の2142億円、第一生命HDは40%減の998億円となったとのことです。
保険ショップ向けの保険販売が順調だった住友生命と、明治安田生命は共に1割あまりの減収にとどまったようです。

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