第一生命保険は6月から新型コロナウイルス感染症を補償する保険を医療従事者に無料で提供するとのことです。クラウドファンディング大手のミュージックセキュリティーズ（東京・港）と連携して募った寄付金を保険料に充てるようです。新型コロナウイルスによる入院患者を受け入れている病院を対象とします。提供するのは第一生命子会社の第一スマート少額短期保険が販売する特定感染症保険です。保険期間は3カ月で、新型コロナウイルスなど特定の感染症と診断された場合は一時金10万円を支給するとのことです。新型コロナウイルスの入院患者を受け入れている医療機関から希望を募り、賛同を得られた施設向けに販売するもようです。保険料はコロナの感染状況に応じて3カ月分が890円～2270円の間で変動する仕組みで、4月時点では保険料が3カ月分で980円でしたが、感染者数が増加したことで5月時点では1270円です。3カ月の期間満了後に契約を更新する場合の保険料は自己負担となるとのことです。