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7.292021
大学ファンド、運用で年3000億円を研究支援に
内閣府は27日、大学の研究支援などに必要な資金を運用益でまかなうファンドの基本設計を公表しました。ポートフォリオ(資産構成割合)は国内外の株式を65%、債券を35%に設定したようです。2021年度中に運用を開始するようです。運用利回りの目標は研究支援にあてる支出3%に物価上昇率1.38%を加えた4.38%以上にしたとのことです。当面は支出の上限を年3000億円にし、運用開始から5年以内に3000億円の運用益を目指すもようです。世界に肩を並べる研究大学の実現には3000億円程度の支援が必要と強調し、早期に民間資金も加えて10兆円規模にファンドを拡充するようです。科学技術振興機構がファンドを管理し、実際の運用は民間の資産運用会社に委託するのが基本ですが、高い利回りを達成するために、非上場の株式や不動産、ヘッジファンドなどにも投資するようです。