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8.102021
北海道の21年度設備投資、10%減
日本政策投資銀行北海道支店は5日、道内の2021年度の設備投資額が20年度実績比10%減の3399億円と2年連続で減少する見込みだと発表しました。全国地域別での減少は北海道のみのようです。鉄鋼・非鉄金属や輸送用機械、サービス分野での設備新設や改修など大型案件の完了が20年度に重なった影響が大きいとのことです。製造業は25%減の889億円を見込むようです。鉄鋼・非鉄金属は20年度、設備改修が相次ぎ前年度比2倍超の385億円だったようですが、21年度は反動で83%減の67億円となるもようです。非製造業は3%減の2511億円。52%減の110億円となるサービスなどの影響が大きいとのことです。日本政策投資銀行が全国の資本金1億円以上の国内企業(金融などを除く)を対象に6月にアンケート調査しました。全国では5692社、道内では435社が回答したようです。全国では11%の増加を見込み、首都圏(20%増)や関西(12%増)、東海(5%増)、九州(15%増)など、他地域は軒並み増加するもようです。