日本生命保険はIT（情報技術）に精通した人材の育成を加速するようです。2021年度内に専用の研修施設をつくり、22年度からグループ各社のIT人材教育を本格的に始動させるとのことです。最大1億5000万円を投じ、東京都大田区に所有する施設を増設するようです。従来は、20～30人程度の会議室を各社が交代で使用するため、同時に参加できる人数が限られていたようですが、新たに最大150人を収容できる教室を用意し、対面とオンラインの双方から研修に参加できる設備を整えるようです。グループ全体でIT分野を担当する約3000人を対象に、プログラミングなど手を動かしながら教える必要のある約100種類の講座を提供し、講師役には社内の教育担当に加え、IT分野の専門人材を起用するとのことです。