ゆうちょ銀行は20日、インターネットバンキングでの他行宛て振込手数料を11月から一律165円（税込み）に引き下げると発表しました。振込金額に関係なく同一料金に統一するとのことです。現在、5万円未満の場合は220円、5万円以上の場合は440円で最大275円の下げとなるようです。銀行間送金の共通インフラの利用手数料下げを受け、顧客還元を進めるもようです。ゆうちょ銀行は大量の振り込みを一括処理する「総合振り込み」の手数料も金額にかかわらず一律165円に改めるようです。窓口やATMでの手数料は現在の手数料を維持し、5万円未満か5万円以上かで料金が異なり、ネット誘導で現金などの管理コストを軽くするとのことです。金融機関の共通インフラである「全国銀行データ通信システム（全銀システム）」の手数料が10月から下がるのを受けた対応となり、全銀システムの送金手数料は銀行は3万円未満が117円、3万円以上で162円を負担するが、これを一律62円に改めるようです。