USEN-NEXT HOLDINGSと新生銀行の共同出資会社で小口融資を手掛けるUSEN-NEXTフィナンシャル（東京・品川）は9月から、金利の設定に決済データなどを使う「データ融資」の提供を開始するようです。決算書に依存しがちな従来の与信手法を高度化し、融資先の裾野を広げるもようです。融資審査は通常、決算書や確定申告書が使われますが、USENNEXTは今回、USENの「Uレジ」などのPOSレジ情報や会計ソフト、銀行口座の取引情報を元に与信判断を手掛け融資を実行するもようです。スコアリング（与信評価）にはフィンテック企業のクレジットエンジン（東京・港）の技術を活用するとのことです。融資額は10万円から300万円で、資金使途は問わず、金利は年5％～15％を見込むもようです。