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オリックス、弥生売却を発表 今期純利益3100億円に

オリックスは17日、子会社で会計ソフト大手の弥生(東京・千代田)を米投資ファンドのKKRに売却すると正式発表しました。金額は非開示としたようですが、約2400億円とみられているようです。取引に伴い、2022年3月期に子会社株式売却益として1632億円を計上するとのことです。今期の連結純利益(米国会計基準)の見通しを前期比61%増の3100億円と、従来予想から600億円上方修正したようです。修正後の純利益予想は過去最高益だった19年3月期の3237億円以来の水準となるもようです。オリックスは14年12月に弥生をアジア拠点の投資ファンド、MBKパートナーズから800億円超で買収しました。オリックスの営業網を活用して弥生の事業拡大を目指し、当初125万件だった登録ユーザー数を250万件超に増やしたとのことです。社会のデジタル化やクラウドソフトの浸透で、弥生の事業環境は急速に変化し、オリックスは世界有数のファンドであるKKRを株主に迎えることが、弥生のさらなる成長につながると判断したもようです。

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