第一生命保険がインターネット上で銀行サービスを始めることが分かりました。銀行代理業の許可を得たうえで、2022年半ば以降にサービスを開始するようです。保険商品だけでなく、預金や投資信託など幅広い金融商品の契約をできるようにして、契約者が受け取った保険金を預けられる受け皿とし、資産運用サービスを充実させるようです。大手の生命保険会社が銀行代理業を始めるのは初となり、第一生命は住信SBIネット銀行、楽天銀行と提携し、両行が銀行サービスのシステムを提供するようです。銀行サービスのブランド名は今後、詰めるとのことです。保険の満期が到来したり、家族が亡くなったりして生じた保険金や給付金は契約者の銀行口座に振り込まれるか保険会社に預けられるようです。お金が一度振り込まれると契約者との接触の機会が減るため、第一生命は新しい銀行サービスで契約者との接点を確保するとのことです。