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4.142022
野村アセット、独立系アドバイザー経由で投資一任
野村アセットマネジメントは独立系金融アドバイザー(IFA)を通じ、運用を金融機関に一任するファンドラップの提供を始めるもようです。まず、SBI証券の口座で金融商品を取り扱うIFAと組み、拡大するIFA市場を通じて長期資産形成の需要を取り込む狙いがあるようです。サービス名は「ゴールベースラップ」で、最低投資金額は1千万円。IFAの利用者がリスク許容度を5段階で答えると、野村アセットが運用する株や債券などを組み入れたバランス型ファンドに投資できるとのことです。運用報酬は税込みで年率2%程度となり、対象ファンドの保有で発生する実質的な信託報酬の平均合計額を加えても、全体の費用は年2%強となる見込みのようです。IFAにはSBI証券傘下のSBIマネープラザなど金融事業者に加え、保険代理店や小売りなど事業会社の間でも登録する動きが相次いでおり、口座管理の金融機関も今後、SBI証券から他の証券会社などに広げる考えのようです。フィンテック企業の日本資産運用基盤グループ(東京・中央)や金融情報会社QUICKが開発したシステムも活用するとのことです。