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5.242022
3メガ損保の純利益、22年3月期は2倍 過去最高に
損害保険大手3グループが20日に発表した2022年3月期決算は、合計の連結純利益が前の期比2倍の9081億円となったようです。株式の配当金などの資産運用利益が伸び、3社とも過去最高益だったとのことです。合計額でも10年に現在の3メガ体制が確立して以降の最高益を更新したようです。前の期は新型コロナウイルスの流行で海外のイベントが相次ぎ中止となり、保険金支払いが膨らんだようですが前期は減ったようです。23年3月期の純利益は合計で9%減る見込みのようです。前期に好調だった運用利益が一巡する可能性があるとのことです。ウクライナへの侵攻で経済制裁を受けるロシア関連のビジネスも業績に影を差し、MS&ADインシュアランスグループHDは「子会社の英アムリンで主に戦争による被害を補償する保険を中心に約100億円の保険金支払いを見込んでおり、23年3月期の業績予想に織り込んだ」(田村悟専務執行役員)とのことです。