ブログ
7.12022
アクサの変額保険、「外国型」追加 円安で外貨需要
アクサ生命保険は運用成績によって受取額が変わる変額保険で、9月から外国株式型と外国債券型を新たに加えるとのことです。保険料は為替変動の影響を抑える「為替ヘッジ」を実施しないため、円安が進行すれば、満期時に受け取る保険金はその分だけ円換算の価値が上昇するようです。円建て資産の価格が下落する中、外貨建て資産への投資需要を取り込む考えのようです。増やすのは外貨建て資産指数に連動するパッシブ型。従来入れていた日本株投信と新興国株投信に追加するとのことです。円高が進行すればその分だけ円換算の保険金は目減りし、株価や債券価格が変動すれば、元本割れリスクもあるようです。保険金を受け取るのが老後でそれまでに物価が上昇すれば、払ったお金の価値が低下していくリスクもあるとのことです。アクサ生命保険は変額保険「ユニット・リンク」を発売し、新たに獲得した契約から得られる保険料は2021年に587億円に達したようです。預かり資産の拡大を踏まえ、9月に一部の投信で運用手数料に相当する信託報酬も引き下げる予定のようです。