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8.102022
東京海上日動、糖尿病患者向け保険 重症化予防も支援
東京海上日動火災保険は2023年度内に、糖尿病の患者でも入れる保険を売り出すようです。視力障害や人工透析など糖尿病の合併症が表れると、保険金として100万円を払うとのことです。糖尿病の発症リスクの高い「予備軍」の人も入れるようにし、症状の悪化に応じて重症化を予防するためのサービスも提供するとのことです。糖尿病の患者が入れる保険は珍しく、糖尿病の合併症をめぐっては入院日数に応じて補償する医療保険は存在するようですが、一時金として一定額を払う形式は業界で初とのことです。企業が契約し、その社員が任意で加入できる仕組みとし、社員が払う保険料は性別や年齢に応じて変動させ、40~50代で月3000~4000円とするようです。保険金を払う前の段階で重症化を予防するサービスを提供するのが特徴で、加入者には食事や生活習慣を管理するアプリを提供するほか、医師や看護師、管理栄養士による電話指導を受けられるようにするようです。糖尿病の症状が進行すると、血糖変動を24時間測れるウエアラブル端末を提供し、追加で4回の電話指導を実施するようです。このほど東京海上の社員に試験販売を始めており、23年度内の外販をめざすとのことです。