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8.182022
SBIの4~6月、23億円の最終赤字 海外投資先で評価損
SBIホールディングスが15日発表した2022年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が23億円の赤字(前年同期は289億円の黒字)だったようです。投資先であるベトナムの銀行、TPバンクの株価下落により約240億円の公正価値評価損を計上した影響が出たようです。暗号資産(仮想通貨)事業を手がける英子会社B2C2の損失も響いたとのことです。最終赤字は4~6月期として初めてで、勝地英之・常務執行役員は同日の決算説明会でTPバンクについて「株価はマーケット全体に引きずられて下落したが、7月から底入れしている」と述べました。ロシアでの仮想通貨のマイニング(採掘)事業を停止したことも明らかにし、撤退はロシアのウクライナ侵攻を受けたもののようです。売上高にあたる収益は69%増の2321億円と、4~6月期として過去最高を更新し、事業別では証券・銀行・保険などを含む金融サービス事業が74%増の1900億円となり、スタートアップ投資を含む投資事業は46%増の216億円だったようです。