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9.72022
じもとHDの23年3月期、40億円の最終赤字に
東北の地銀グループ、じもとホールディングス(HD)は2日、2023年3月期の連結最終損益が40億円の赤字(前期は25億円の黒字)になる見通しだと発表しました。従来予想は25億円の黒字だったようです。山形が地盤で傘下のきらやか銀行の与信関係費用が大幅に増えるほか、運用不振で有価証券利息配当金も減るようです。きらやか銀行は金融機能強化法に基づき、200億円規模の公的資金注入の申請を検討しているもようです。同行の最終損益は49億円の赤字(前期は10億円の黒字)を見込むとのことです。融資先の倒産に備える与信費用を45億円(従来予想は22億円)に引き上げるほか、店舗再編に伴い固定資産の6億円の減損損失も計上するようです。同HD傘下の仙台銀行も有価証券利息配当金が減少する見通しとのことです。