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南日本銀行、公的資金の返済1年半前倒し 150億円全額

南日本銀行は14日、リーマン・ショック後の経営環境の悪化などで2009年3月に国が同行に注入した公的資金の全額150億円を、9月30日に返済すると発表しました。当初、24年3月末としていた期限を1年半前倒しするようです。22年4~9月期決算で利益剰余金が150億円以上確保できる見通しが立ったため、前倒し返済を決めたもようです。整理回収機構が引き受けているA種優先株式300万株を、9月30日に150億9099万9000円で買い戻し、取得した同株式は、同日付で消却する予定のようです。9099万9000円は経過配当金相当額のようです。同行単体の自己資本比率は22年3月末時点で11.04%で、自社株買いにより3.1ポイント程度低下する見込みとのことです。

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