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東京海上、買収先の知財トラブルを補償 特許侵害に備え

東京海上日動火災保険は10月から、M&A(合併・買収)後に買収先の知的財産を巡るトラブルを補償する保険を売り出すとのことです。国内企業間のM&Aで買い手企業が加入する仕組みのようです。買収先の知的財産が特許侵害で訴えられた際、賠償金や争訟にかかる費用を補償するようです。知的財産など無形資産を目的にしたM&Aが増えており、買収後のリスクを軽減したい需要を取り込むもようです。東京海上によりますと、買収先の知的財産に起因する損害を補償する保険は国内初となるようです。支払限度額が5億円の場合、保険料は500万円程度とし、今後3年間で、約5億円の保険料収入を見込むとのことです。企業のM&Aでは、買い手と売り手が「表明保証」と呼ぶ条項を契約書に盛り込み、売り手が持つ知財が第三者の特許などを侵害していないことなどを証明するようです。M&A後、買収先がもつ知的財産で権利侵害が判明し、賠償や差し止め請求を起こされることがあったようです。新保険は傘下の英保険会社キルンのノウハウを生かし、保険の引き受け基準を策定したとのことです。

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