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みずほ、楽天証券に2割出資発表 ネットと対面融合

みずほフィナンシャルグループ(FG)と楽天グループは7日、みずほ証券と楽天証券ホールディングス(HD)の資本業務提携を正式発表しました。みずほ証券が楽天証券HD傘下の楽天証券に約2割出資するようです。対面サービスとオンライン取引基盤を掛け合わせ「ハイブリッド型の総合資産コンサルティング」を目指すと掲げたとのことです。みずほ証券が楽天証券HDから楽天証券株の約2割を800億円で買い取り、持ち分法適用会社とするようです。株式の取得は11月1日を予定しているようです。楽天証券の顧客にみずほ証券の対面コンサルティングを提供したり、みずほ証券が引き受けた株式や債券を楽天証券に販売委託したりして連携し、みずほの銀行顧客に対しても楽天証券で扱う商品を紹介し、選択肢を増やすことで幅広い世代の資産形成にも貢献するもようです。三井住友FGが6月にSBIHDへの出資を発表するなど、大手金融とネット金融が提携を模索する動きは加速しているようです。SBIと並ぶネット証券大手の楽天証券は、若年層にも顧客基盤を拡大し800万を超える口座数を持っており、みずほ証券は全国226の支店やブースで主に高齢者や富裕層に手厚い対面サービスを行ってきたようですが、楽天証券と組むことで将来の顧客基盤を確保できるようです。一方で、ネットが中心の楽天証券も対面コンサルという自らにない営業手段を得られるとのことです。

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