ブログ

農林中央金庫4~9月、純利益81%増 含み損は1.7兆円

農林中央金庫が16日発表した2022年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比81%増の1698億円だったようです。21年度までに金利上昇に備えて債券を入れ替えたり、変動金利資産を積み上げたりした効果や円安効果により、利息配当収入が増えたもようです。金利上昇に伴う外貨調達コストの上昇を補ったとのことです。一方、有価証券の評価損益は22年3月末時点で約1兆400億円の含み益を計上していたようですが、同年9月末では約1兆7000億円の含み損に転落したようです。米国の金利上昇で米国債の価格が下落した影響が大きいとのことです。同日の決算会見では、さらなる金利上昇に備え、22年9月までの半年間で米国債を中心に有価証券を約12兆円売却したことを明らかにしたようです。低格付けの企業向け融資を束ねたローン担保証券(CLO)への投資残高は22年9月末で約6兆6000億円と、同年3月末の約5兆2000億円から3割弱増えたとのことです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る