ブログ

日本公庫4~9月、赤字1181億円に縮小 コロナ融資一服

日本政策金融公庫が6日発表した2022年4~9月期決算は最終損益が1181億円の赤字だったようです。2555億円の赤字だった前年同期から赤字幅が縮小したとのことです。新型コロナウイルス感染症関連の貸し出しが一服し、関連費用が減ったようです。4~9月期は中小企業向け融資業務で、取引先の業績悪化にそなえて計上する与信関係費用が約1000億円減ったもようです。中小企業向け資本性ローンの新規実行が減ったほか、新型コロナ禍で落ち込んでいた取引先の業績が回復したことが大きいとのことです。このほか、信用保証協会に対し、保証付き融資が焦げ付いた場合に備える保険を提供する業務の赤字も縮小し、保証付き融資の新規実行が一服、関連費用が減ったもようです。同日にはコロナ関連貸付実行後の状況も公表し、21年3月末までの貸付先70万件のうち、22年9月末時点で元金返済中が61.8%を占めたほか、完済なども4.8%あったようです。半面、返済が厳しいため条件を変更したのは4.5%で、22年3月末の3.3%から増えたとのことです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る