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米系保険買収ファンドに出資 日本生命、最大1300億円

日本生命保険は今秋にも米国やオーストラリアで保険契約の買収事業を展開するレゾリューションライフを持ち分法適用会社にするようです。24日、投資法人を通じて最大10億ドル(約1300億円)を出資すると発表しました。過去の出資分と合計して出資比率は約20%となる見込みのようです。海外で成長する保険買収ビジネスを起点に、グローバル事業を強化するもようです。レゾリューションライフの2021年12月末時点の運用資産残高は約900億ドル(約10兆円)です。保険契約の買収は「クローズド・ブック事業」と呼ばれ、他の生保が保有する契約を買い取り、資産運用や事務の効率化によって収益化するビジネスです。各国金融当局が新しい国際資本規制を導入する準備を進めており、資本効率を上げる必要に迫られ、保険契約の売買が活発になり始めているようです。米国市場が最も発達しており、レゾリューションライフは大手の一角を占めるとのことです。日本生命は今後、レゾリューションライフに取締役や駐在員を派遣する予定で、将来的な成長が見込めるクローズド・ブック事業の知見・ノウハウの獲得を目指すもようです。

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