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2.72023
みずほ系、インドのリース会社買収 100億円超
みずほリースはインドのリース会社レントアルファを買収しインド市場に進出するもようです。100億円超を投じて既存株主から51%の株式を取得するとのことです。みずほリースから会長職など複数人の経営陣を派遣する予定のようです。今後も経済成長が見込まれるインドで、みずほグループの銀行や証券と連携して顧客層拡大を狙うようです。みずほリースはインド当局の認可などを経て今春ごろにも買収を終える見込みのようです。レントアルファは、法人向けのパソコンなどのリースを中心に手がけ、IT機器リースの取扱高でインド国内2位のシェアを持っています。新型コロナウイルス禍のリモートワーク需要も追い風となり、2022年3月期の純利益は前期比2倍近い20億円規模だったようです。同社子会社がノンバンクのライセンスを取得しているため、オペレーティングリースや運転資金支援など金融機能も手厚く提供できるとのことです。日本のリース市場は頭打ちで、日系各社は今後も拡大が見込めるアジア市場への進出を進めてきました。インドは今後も人口増加が予想され、経済成長率は6%以上の安定成長が見込まれているようです。人口増加や税制面の整備などでリース市場も拡大余地が大きいとされているようです。