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日本生命、減益決算も配当据え置きへ 22年度

日本生命保険は2022年度決算で、個人保険の契約者に対する配当を前年度から据え置く方針のようです。新型コロナウイルスの流行で医療保険の入院給付金が膨らむなど厳しい決算となるようですが、23年度以降には利益の水準が安定的に推移する見通しであることを踏まえたとのことです。今期は減益となる生命保険会社が相次ぎそうで、増配や配当金の水準を維持できるかが焦点となるようです。契約者配当は予定していた死亡率や運用利回りと実際の差で生じた剰余金をもとに契約者へ分配するようです。日本生命では配当金の総額が前年度より7%弱少ない約1860億円で、そのうち570億円が個人保険の配当に回るようです。対象となる保険契約は1000万件程度。7月をメドに開く定時総代会で正式に決めるとのことです。

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