ブログ

三井住友、米証券ジェフリーズに追加出資 最大15%に

三井住友フィナンシャルグループ(FG)は27日、米独立系証券会社のジェフリーズ・ファイナンシャル・グループに追加出資し、持ち分を最大15%に引き上げると発表しました。議決権を持たない優先株を2025年までに8億7600万ドル(約1200億円)取得するようです。米国市場でM&A(合併・買収)助言業務を強化するとのことです。三井住友FGとジェフリーズは21年7月に資本業務提携を結んだようです。現在、傘下の三井住友銀行がジェフリーズの発行済み株式の4.5%を保有しており、出資比率が高まった段階で取締役の派遣も検討するようです。三井住友FGとジェフリーズは国境をまたいだM&Aの助言業務などで連携を深めてきたようです。今回の追加出資を機に米国内のM&Aでも協業し、これまで低格付け企業向けの投資銀行業務で提携していたようですが、今後は投資適格企業向けのビジネスも拡大するもようです。ジェフリーズと三井住友FG傘下の三井住友銀行、SMBC日興証券で分担して米市場を開拓するとのことです。ライバルの三菱UFJFGは持ち分法適用会社の米モルガン・スタンレーが収益の4割弱を稼いでおり、みずほFGも米国などの証券業務で攻勢をかけるようです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る