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林業産出額13%増、輸出増や発電需要が支え 林業白書

政府は30日の閣議で2022年度の森林・林業白書(森林・林業の動向)を決めたようです。21年の林業産出額は20年比13%増の5457億円で、2000年以降で最高となったようです。丸太の輸出増や木材を燃焼する「木質バイオマス発電」の広がりが木材需要を押し上げたとのことです。林業は木材価格の下落などで厳しい状況が続いてきたようですが、近年は「活力が回復しつつある」と評価しました。21年は建築用の輸入木材が不足し国産材の代替需要が高まり、その結果、製材の原材料となる丸太などの価格が上昇して林業産出額が増えたようです。このうち6割ほどを占める木材生産の産出額は32%増の3254億円だったとのことです。国内で消費する木材のうち国産材が占める割合を示す「木材自給率」は21年は41%で、20年より0.7ポイント下がったものの高い水準を保っているようです。

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