日本銀行が26日に発表した5月の企業向けサービス価格指数（2015年平均=100）は108.5と前年同月比1.6％上昇したようです。27カ月連続で前年同月を上回ったとのことです。伸び率は前月と同じだったもようです。訪日外国人（インバウンド）の増加で宿泊サービスの需要が増えたようです。大型連休で飛行機や新幹線を使った移動が増えたことも、指数を押し上げたとのことです。宿泊サービスは前年比で38.4％上昇し、過去最高の伸び率だったようです。ダイナミックプライシング（変動価格制）を導入する企業が増えていることも、宿泊費の上昇につながり、鉄道運賃の改定も影響したようです。リース・レンタルも物件価格の上昇で、同4.6％上がったようです。一方、運輸・郵便は0.7％下落し、ウクライナ侵攻に伴う原油価格の高騰が一服し、外航海運や国際航空貨物の運賃が下がったとのことです。