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三井住友海上、ケーブル交換の新保険 事故発生前に補償

三井住友海上火災保険は、工場などに敷設された電力供給用ケーブルが劣化した場合に交換費用を補償する保険を7月にも売り出すようです。九州電力の劣化診断で交換が必要と判断された場合に保険金を支払い、火災などケーブルの不具合による事故の未然防止につなげるもようです。火災保険で保険金が下りるのはケーブルの不具合などで火災や爆発が発生した場合で、実際に被害が発生していない段階で交換費を支払う保険は珍しいとのことです。ケーブルを早めに交換して事故を未然に防ぎ、火災保険の保険金支払いを抑制する狙いもあるようです。ケーブルの劣化具合を診断する九電のサービスを導入する企業に対して保険を提案し、工場の稼働を停止せずに劣化状況を診断できるようです。補償する交換費用の上限は、ケーブルの使用期間や劣化状況を踏まえて事業所ごとに設定するとのことです。

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