みずほ銀行は30日、楽天証券の口座開設を仲介するサービスを年内にも始めると発表しました。同行のホームページから楽天証券の口座開設の申し込みページにアクセスできるようになるようです。銀行が取り扱っていない個別株の運用などを希望する顧客が、楽天証券の金融商品やサービスを利用しやすくなる環境を整えるとのことです。楽天証券と25日に金融商品仲介業に関する契約を結びました。みずほ銀行が口座開設を仲介するのはみずほ証券、マネックス証券、PayPay証券に続いて4社目。楽天証券は約900万の口座を持つネット証券大手で、若年層との取引にも強みを持っています。口座開設を仲介して顧客の資産形成の選択肢を広げるもようです。みずほフィナンシャルグループは2022年11月、傘下のみずほ証券を通じて楽天証券に約2割を出資しました。直近ではみずほ信託銀行も企業の個人株主向けの情報発信で楽天証券と連携したもようです。