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10.112023
三菱UFJ銀行、転居伴う転勤に手当支給 月3万円最長5年
三菱UFJ銀行は2025年度から、転居を伴う異動をした行員を対象に月額3万円の手当を新設するようです。期間は最長5年間で年間で1000人程度が対象となる見通しです。総額は最大で180万円となり、共働き世帯が増えて東京での勤務を希望する社員が増えるなか、手当の拡充で転居への心理的な抵抗感を軽減するもようです。名称は「隔地異動手当」。これまでは同居する家族と別居することになる行員を対象に単身赴任手当を支給していましたが、手当の新設で家族帯同で転居する場合や、独身の行員にも手当の支給対象が広がるもようです。支給対象者は従来の約3倍に広がるようです。家賃補助の支給額でも東京、大阪とそれ以外の地域の額を東京の額に一本化するほか、転居を伴う異動をした一定年齢以上の独身行員に対し家賃補助の支給額を拡大するようです。東京など大都市圏以外に勤務する行員の待遇を実質的に引き上げるとのことです。三菱UFJ銀行は25年から一般職にあたる「ビジネス・スペシャリスト(BS)職」と総合職を統合。支店の事務や窓口業務を担ってきたBS職が一本化によって勤務地の区分も含め幅広い進路を選べるようになるようです。転居を伴う異動を選びたい行員の判断を後押しする狙いがあるとのことです。