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みずほ、欧州の拠点再編へ 25年春に銀行・証券一体化

みずほフィナンシャルグループ(FG)は2025年4月をめどに欧州の拠点を再編するもようです。オランダにある銀行の現地法人とドイツの証券子会社を合併し、銀行と証券の業務を一体化するユニバーサルバンクに改めるとのことです。拠点や業務の集約で経費を下げながら、総合的な金融サービスの提供で企業への提案力を磨くもようです。金融当局の認可を前提に再編を実行するようです。みずほは欧州の大陸側でオランダのアムステルダムに欧州みずほ銀行、ドイツのフランクフルトを本拠とするみずほセキュリティーズヨーロッパを展開しています。再編に伴い、イタリアのミラノやベルギーのブリュッセルにある銀行の支店を廃止するようです。新たに立ち上げるユニバーサルバンクのもとでドイツのフランクフルトとフランスのパリ、スペインのマドリードに拠点を構えるようです。大陸側と別に英国では、銀行と証券会社の現地法人を今後も併存させるもようです。英ロンドンを含め、みずほは欧州に約1800人の従業員を抱えています。事務、コンプライアンス(法令順守)といった業務や拠点の集約で人員をスリム化するもようです。みずほはM&A(合併・買収)助言を手掛ける米グリーンヒルの買収を決め、年内にも手続きを終えるようです。グリーンヒルが持つドイツやスウェーデンの拠点とも連携するとのことです。みずほは23年度に始まった3カ年の中期経営計画で、商業銀行と投資銀行の業務を一体的に手掛ける「CIB(コーポレート・インベストメント・バンキング)」モデルの強化を掲げるようです。米国に比べて遅れていた欧州ではリスク資産の削減を進める一方、企業の債券や新株発行、M&Aの助言といった投資銀行の業務を強化するとのことです。

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