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鉱工業生産、9月は0.2%上昇 3カ月ぶりプラス

経済産業省が31日に発表した9月の鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み)速報値は103.3となり、前月から0.2%上がったようです。自動車工業や窯業・土石製品工業がけん引し、3カ月ぶりのプラスになったとのことです。生産の基調判断は「一進一退」として前月から据え置いたもようです。全15業種のうち9業種で上昇したようです。普通乗用車やシャシー・車体部品などの自動車工業は6.0%伸びて、セメントなどの窯業・土石製品工業は3.5%上がったもようです。台風やシステム不具合などの影響で一部で工場稼働が停止し、8月の生産が落ち込んでいた自動車工業はその反動もあったとのことです。トヨタ自動車など乗用車メーカー8社が30日に公表した4〜9月の世界生産は1247万台となり、前年同期比で7.4%増えたもようです。車載半導体などの部品不足が緩和されて生産が回復したとのことです。残る6業種は低下して、産業用ロボットや金型などの生産用機械工業が3.4%下がったもようです。国内外の受注が大きく減ったことが響いたとのことです。

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