じもとホールディングス傘下のきらやか銀行は、8月末に刷新したネット支店「ネットきらやかさくらんぼ支店」の預金残高が100億円に達したと発表しました。金利を期間限定で引き上げるキャンペーンが奏功し、首都圏や関西からの預金流入も目立ったようです。ネット支店は実店舗がない地域の顧客獲得を目指す「広域リテール戦略」の一環としてリニューアルオープンしたようです。システム構築などでSBIネオファイナンシャルサービシーズ（東京・港）が協力したとのことです。9月は限定で3カ月の定期金利を0.1％に高め、10月には最大0.202％に引き上げるキャンペーンで口座開設を促したようです。11月10日時点の定期預金の純増分は約102億円に上り、同行の個人預金残高は支店統廃合や消費増による預金引き出しが響き、9月末で8170億円と1年間で500億円以上減ったとのことです。