第一生命保険は1日、独自の指数に連動して受取額が変わる個人年金保険を20日に発売すると発表しました。契約から3年以降は元本を保証するタイプで、元本を確保しながら資産形成を進めたいニーズに対応するようです。保険料を毎月おさめる円建てで指数連動型の個人年金は業界で初めてとのことです。グループの資産運用会社「バーテックス・インベストメント・ソリューションズ」が独自に開発した指数を使うようです。指数は世界の株式、債券、不動産などへの分散投資の運用成績で変動するもようです。第一生命の営業職員が販売するとのことです。指数の変化に応じて受取額が決まるため、あらかじめ契約者に約束する運用利回り（予定利率）はないようです。第一生命の試算では、例えば契約時の年齢が35歳で保険料の払込期間が30年、年金の受取期間が10年の場合、払い込んだ保険料の総額に対して受け取れる年金の割合は118.6％を見込むとのことです。返戻率は従来の商品より10％程度高くなるもようです。