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金融資産・家計収支を一元管理、三菱UFJ銀行がアプリ

三菱UFJ銀行は22日から、利用者が自分の金融資産や家計の収支を一元的に管理できるスマートフォン向けアプリを提供するようです。投資信託などの運用成績を表示するほか、銀行口座の入出金を把握できる機能を搭載するもようです。資産管理を円滑にして政府が進める「貯蓄から投資」を後押しするとのことです。ウェブサイト上で2021年末に始めた資産運用サービス「マネーキャンバス」を刷新し、アプリを通じて資産管理機能もあわせて提供できるようにするようです。利用料は無料。1年後に50万人の利用者を目指すとのことです。アプリでは資産の総額の推移や比率をグラフで把握できます。株式や債券、電子マネーなどに細分化して表示できるようです。家計簿機能も搭載し、毎月の収支を自動で集計して支出先や額を表示するもようです。貯金に回している額から資産運用に回すなどといった効果を想定するとのことです。トラノテック(東京・港)と組んで歩数に応じて投資に使えるポイントがたまるサービスも年内にも始めるようです。新しい少額投資非課税制度(NISA)の24年1月開始を控え、投資への関心が高まっています。三菱UFJはアプリの無償提供でインターネット上で金融商品を購入する層の取り込みを狙うもようです。マネーキャンバスはauカブコム証券や東京海上日動火災保険、ロボットアドバイザーのウェルスナビ、クラウドファンディングのファンズなどグループ内外の商品を同じサービスで扱います。利用者数は9月時点で累計280万人だったようです。

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