三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託「eMAXIS（イーマクシス）Slim 全世界株式（オール・カントリー）」（オルカン）の9日の資金流入額が1000億円を超えたようです。2023年12月の推計の月間流入額（1088億円）と同程度の資金が流入したとのことです。1月から始まった新しい少額投資非課税制度（NISA）が資金流入を後押ししたもようです。QUICK資産運用研究所によりますと、9日の流入額は推計で1013億円だったようです。日次の流入額が1000億円を超えるのは18年10月の設定以来初めてのようです。オルカンは業界最低水準の手数料で個人投資家からの人気を集めており、純資産残高は約2兆円に迫るとのことです。ネット証券大手の楽天証券では、クレジットカード決済による投信積立の買い付け日が毎月1日と8日に設定されています。新NISAの開始に合わせて購入予約していた個人投資家からの資金が流入したと見られているようです。