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「冬の金利優遇」復活 日銀修正で円定期預金最大0.6%

日本銀行の金融政策修正による金利上昇を受け、銀行の冬の金利優遇キャンペーンが復活してきました。三井住友信託銀行は5年物の円定期預金で条件を満たすと金利が最大0.6%となるようです。1年物ではauじぶん銀行が0.35%、SBI新生銀行が0.25%などとなっているようです。三井住友信託は新規顧客向けに5年物で最大0.6%、2年物で0.4%を適用するようです。同行が提供する資産管理アプリのダウンロードなどを条件にするとのことです。auじぶん銀行は1年物の金利を0.35%とするほか、預金者向けに現金がもらえるキャンペーンを実施するようです。スルガ銀行は1年物の店頭表示金利に0.14%を上乗せするようです。2016年のマイナス金利導入前には、冬のボーナスが支給される12月から翌年2月ごろまで各金融機関は預金獲得を狙い、金利優遇などのキャンペーンを実施するのが恒例だったようです。マイナス金利導入後は、各行は優遇金利の縮小を余儀なくされていたとのことです。金利上昇が続けば家計にもプラス効果の期待があります。SBI新生銀行によりますと「昨年より対象範囲や金利を引き上げたこともあり、キャンペーンで集まった預金量は昨年比1.8倍となっている」とのことです。定期預金金利は11月に三菱UFJ銀行が10年物の金利を0.002%から0.2%に引き上げたことを皮切りに、三井住友銀行やみずほ銀行も同水準に引き上げたようです。

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