財務省が21日発表した2月の貿易統計速報で、輸出額が2月では過去最大の8兆2492億円となったようです。前年同月から7.8％伸びたもようです。半導体不足が落ち着き、自動車や関連部品の輸出が増えたとのことです。14％近く進んだ円安も追い風となったようです。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3793億円の赤字だったようです。自動車輸出がけん引し、前年同月から赤字幅を59.2％縮めたようです。赤字は2カ月連続となったようです。輸出額は3カ月連続で増えたようです。自動車が1兆3821億円で19.8％増、自動車部品が3235億円で22.6％増と伸びたとのことです。米国への輸出が全体をけん引したようです。米国への輸出額は1兆7233億円と18.4％増えたもようです。自動車が31.8％増、自動車部品が57.7％増と伸びを支えたとのことです。欧州連合（EU）向けの輸出額も14.6％増の8714億円と堅調だったようです。全体の輸入額は8兆6285億円と0.5％増えたもようです。増加は11カ月ぶりとなり、2月として過去最大だったようですが、輸出の伸びが輸入を大きく上回り、貿易赤字の縮小につながったとのことです。