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4.42024
都区部物価、3月2.4%上昇で一進一退 サービス2%台維持
総務省が29日に発表した3月の東京都区部の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.4%上昇しました。2カ月連続で日本銀行の物価安定目標の2%を上回ったようです。食品の価格転嫁が一巡し、伸びは2月の2.5%から縮み、サービス価格の上昇率は2%台を維持したとのことです。総務省が同日に発表した2023年度平均の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合で2.7%上がったようです。22年度の2.9%に続き、上昇率は2年連続で2%以上で推移するもようです。物価の基調に近い生鮮食品とエネルギーを除いた総合指数は鈍化が続いたようです。3月は2.9%上昇で、1年3カ月ぶりの低い伸びだったとのことです。生鮮食品を除く食料は4.6%上がり、上昇率は8カ月連続で縮んだんもようです。23年に大きく上がった鶏卵や外食のフライドチキンなどのプラス幅が縮小し、鶏卵の上昇率は2月は12.8%、3月は3.1%だったとのことです。生鮮食品を除く総合を構成する522品目のうち、上昇した品目数は3月は382品目だったようです。23年1月の376品目以来、1年2カ月ぶりの少なさとなるようです。納豆やこんにゃく、揚げかまぼこなどが3月に下落に転じたとのことです。全体をモノとサービスに分けた際にサービスは2.0%上がり、6カ月連続で2%台だったようです。宿泊料は27.7%上昇と高い伸びが続き、民営家賃が0.4%プラスで20年12月(0.5%上昇)以来の上昇幅となったとのことです。