ブログ

東京海上が宇宙旅行保険  民間人向け、4月中にも発売

東京海上日動火災保険は4月中にも、民間人を対象とした宇宙旅行保険の販売を始めるようです。宇宙空間への移動や旅行中のトラブルを補償するとのことです。宇宙旅行は現在、超富裕層向けですが、企業の新規参入などで旅費が下がれば、保険のニーズも高まると見込むようです。宇宙への出発日から地上に帰る日までに生じた旅行者自身の後遺障害や死亡を補償するようです。搭乗機の飛行実績などを踏まえて、個別に補償範囲を定め、保険料を算出するようです。民間向けの宇宙旅行保険は世界的にも珍しいとのことです。保険料は到達する高度や滞在日数、補償内容にもよりますが、数百万円から数千万円になる可能性があるようです。米国ではスタートアップなどが宇宙旅行を催行しており、日本でも商用化の動きがあるようです。宇宙旅行は滞在期間や旅費で大きく3種類に分かれています。宇宙空間に数日間から2週間ほど滞在する「オービタル旅行」は数十億円かかり、数分間飛行する「サブオービタル旅行」は数千万円程度のようです。ジェット機や気球に乗って一時的に滞在する疑似宇宙旅行は数百万〜数千万円です。今回はこの3種類を想定し、個別に対応するとのことです。将来は海外旅行保険のようにインターネットから簡単に手続きができる商品をめざすようです。これまで宇宙関連の保険は無人ロケット打ち上げや衛星の損害などにかける保険が主流でした。大手損保会社は宇宙旅行の保険開発に乗り出しているもようです。三井住友海上火災保険は、ANAホールディングスやエイチ・アイ・エス(HIS)など宇宙ビジネスに関連する企業と協力して開発しており、2030年ごろの販売開始をめざすとのことです。

関連記事

GlobalSign SSL

SSL GMOグローバルサインのサイトシール
お客様のご入力された内容は、実用化最高レベルの暗号技術(SSL256ビット)によって暗号に変換された上で送信されます
ページ上部へ戻る